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【中国人と結婚シリーズ第10回】

 

結婚をしていない日本人と中国人の間に子供ができた場合

 

婚姻関係になり間柄の日本人男性と中国人女性の間に子供ができたとします。

 

子供の出生前に、日本人男性が胎児認知をすれば、生まれてきた子は、日本国籍を取得できますが、出生後に認知をした場合、生まれてきた子は、すぐには日本国籍を取得できず、まず国籍取得届をすることで、日本国籍を取得できます。

 

日本国籍を生来的に取得できないと、その子供は外国人ということになりますので、日本人の配偶者等の在留資格を申請し、外国人として正式な在留資格を得て日本で生活することとなります。

 

日本人の男性が、中国人女性との間にできた子供を、認知できないケースもあります。

 

たとえば中国人女性が中国に夫がおり、夫婦生活が破たんしているにも関わらず、中国の夫が離婚に同意せず、離婚手続きが完了していないため、日本人男性が子供の認知届けを出せない場合があります。

 

この場合、中国人女性は夫との法律上の婚姻関係を解消していないので、日本人の男性との間の子供は、中国の夫の嫡出推定を受けるため、日本人の男性は認知をすることができません。こういった場合はどうしたらいいでしょうか。

 

まず、この中国人女性は、中国にいる夫との離婚手続きをし、夫が居住する中国の裁判所において、訴訟を提起する等の方法により、出生予定または出生した子供に対する夫の嫡出推定を排除する必要があります。

 

また、中国人女性がすでに離婚をしている場合でも、離婚後300日以内に生まれた子に関しては、日本の民法により前夫の嫡出推定を受けてしまいます。

 

そのため日本人男性が日本において子供を認知する場合は、嫡出推定を排除するための裁判が必要となります。

 

なお、中国人女性の夫が日本人である場合は、子供は出生により、日本国籍を取得できますが、法律上は子供の父親である男性ではなく、離婚していない日本人夫の子供として戸籍に入りますが、日本人の夫が「親子関係不存在確認訴訟」を提起した場合、子供は出生に遡り日本国籍が無かったものとなりますので、注意が必要です。

 

 

 

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